Profile
大須賀 恵里 Eri Osuka
桐朋学園大学音楽学部卒業。蓼科高原音楽祭で音楽祭賞を受賞。その後、数回にわたり渡欧しフィリップ・アントルモン、ペーター・ラングに教えを受ける。寺西昭子、高野耀子の両氏に師事。 また、京都フランス音楽アカデミーにて室内楽ピアノをクリスチャン・イヴァルディに師事。高い評価を受け、以後当アカデミーの公式伴奏者として招かれる。1991年、1992年、台北の演奏団体「丹楓楽集」の公演にゲスト出演。1995年、ニューヨーク・フィルハーモニックのメンバー、V.ツィピン(Vn)E. ベネデッティ(Vc)からなる「ザ・ニューヨーク・トリオ」のピアニストに選ばれ、国内5都市での来日公演に出演する。徳永兼一郎(Vc)、原田幸一郎(Vn)、毛利伯郎(Vc)、 ペーター・ヴェヒター(Vn)など、内外の著名演奏家と数多く共演する他、R・パスキエ、G・プーレ、J-P・ヴァレーズ、W・マシュナー、D・ゲーデなど著名ヴァイオリニストのマスタークラスのピアニストを務め、貴重な室内楽ピアニストとして高い評価を受けている。1995年に始めた 「大須賀恵里ピアノ室内楽演奏会」は広く好評を博し、2005年4月第7回公演は、オクタヴィアレコードよりCD発売された。2010年3月まで、長きにわたり桐朋学園大学音楽学部弦楽科嘱託演奏員を務め、同年夏より 景山誠治(Vn)、景山裕子(Vn)と共に「蓼科クロイツェル音楽祭(2016年より信州クロイツェル音楽村)」を主宰している。2011年6月元ウィーンフィルコンサートマスター ダニエル・ゲーデ(Vn)とモーツァルトソナタCDをオクタヴィアレコードより、2015年9月おとなのための童謡曲集CD「赤い靴」を上原正敏(Ten)とナミレコードよりリリース。
2013年6月から新たに「Andiamo」大須賀恵里ピアノ室内楽演奏会全3回シリーズを開催2015年4月に完結。いずれも音楽専門誌上で最大級の評価を得ると共に大きな反響を呼び、2016年6月九州筑豊、8月水戸佐川文庫にて若手演奏家支援を内容の軸とした「Andiamo Part 2」室内楽演奏会シリーズを新たにスタート。また2017年1月から2021年11月まで約5年間、FM 川口 E-friends~世界に羽ばたく音楽家たち~パーソナリティを務めた。2020年より川口リリア催し広場にて「リリアの室内楽」プロデュース。